「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック」表彰式開催

 (財)日本地域開発センターでは、本年度が第2回となる「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008」表彰式を3月19日、東海大学校友会館(東京都千代田区霞が関)において受章者を始め、100名を超える方々のご出席をいただき、開催しました。
■表彰式の概要
 まず、伊藤滋審査委員会委員長(当センター会長)より開会の挨拶を行ったあと、ご来賓の渡邊宏経済産業省住宅産業窯業建材課長からご挨拶があり、本表彰制度について、「現下の経済情勢が大変厳しい中で、集中的に政府としての成長戦略、これをどういう分野で伸ばしていくかということを、国土交通省をはじめ各省庁と議論しているところです。その中の一番の柱が低炭素です。このまさにハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックということで、この低炭素化社会に向けた新しい需要惹起の柱になるものではないか」とのコメントをいただいた。
  次に、選考結果を発表し、表彰状を伊藤委員長から大賞((株)サンワホームならびにパナホーム(株))ならびに特別賞、優秀賞、地域賞の各賞を受賞者に授与した。

大賞受賞者への表彰状授与
(株)サンワホーム
(株)サンワホーム
パナホーム(株)
パナホーム(株)

  続いて、審査委員会坂本雄三副委員長ならびに阿曽香審査委員、田原祐子審査委員から講評をいただいた。
*選考理由と総括(坂本雄三副委員長)
4つの選定の視点のうち、特に視点1の「外皮と設備の省エネルギー性能値(省エネ指数(Eco))」が最も重要である点は変わらないが、今年は、視点4の省エネ住宅の普及に関わる取り組み(コストパフォーマンス、供給実績、普及のための努力等)として、特に供給実績を併せて評価した。
昨年は、スタートの年でもあり、ヒートポンプの普及の観点から、慎重を期し寒冷地を対象から外したが、今年はその枠を取り払ってオールジャパンとした。T・U地域(北海道、北東北)においては応募がみられたが、Yでの沖縄の申請はなかった。
省エネ指数(Eco)の評価では、大賞のサンワホームがトップであった。パナホームは、省エネ指数が少し低いものの、審査委員会では視点1に加え、他の視点を横並びに評価し、特に視点4の供給戸数が突出していることを評価して大賞とした。
今年1月に改正省エネ基準の告知が出された。ここでは、低炭素化社会を実現するためには、住宅においても、「外皮と設備の省エネ性能の総合的な評価」という考え方が基本になる。ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックの評価のやり方と同じ考え方で省エネ性を評価するということが国の基準に盛り込まれたということです。
各委員による講評資料は下記のテキストリンクをクリックしてください。
(ダイアログが表示されますので、任意の場所に保存してください)
○坂本雄三副委員長は、こちら → (pdfファイル560KB)
○阿曽香審査委員は、こちら → (pdfファイル138KB)
○田原祐子審査委員は、こちら → (pdfファイル457KB)
坂本副委員長の講評
坂本副委員長の講評
阿曽委員の講評 田原委員の講評
阿曽委員の講評 田原委員の講評
 受賞者を代表して大賞受賞の2社からご挨拶をいただき、最後に事務局から「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009」のスケジュールについて発表し、閉会した。 

●お問い合わせ
下記の事務局へお願いします。 メールでのお問い合わせは、こちら→ (メールソフトが起動します)
(財)日本地域開発センター
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック」審査委員会事務局

電話:03-3501-6856 FAX:03-3501-6855

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