2014年12月号
通巻603号

特集 「里山資本主義」を考える

わが国が抱える最も重要な課題である少子化と高齢化。その新たな解決策として注目を集めているのが「里山資本主義」である。我々がこれまで国を挙げて邁進してきた経済的な繁栄・発展とは一線を画し、安心して子供を産み育て高齢者が健康寿命を全うしうる「真の豊かさ」を実現するためには、過去に大都市へのヒト、モノ、カネの流出に悩まされてきた地方での暮らしを再評価し、新たな価値を見出すことが求められる。
本特集では、全国各地で見られる金銭に換算し得ない価値を創出している取り組みを紹介しつつ、人口減少社会の先にある明るい未来の姿について考えてみたい。

一般財団法人日本経済研究所調査局長
大西 達也

里山資本主義が目指すもの
藻谷 浩介 株式会社日本総合研究所調査部主席研究員
聞き手 大西 達也 「地域開発」編集長
若者はなぜ農山村に向かうのか──「里山」資源が生み出すなりわいづくりの可能性
図司 直也 政大学現代福祉学部准教授
農業系バイオマスプラントを中心とした地域循環のまち・北海道鹿追町
酒本 宏 階ITABA代表取締役
人間ダムの五十年、この先の未来へ
平井 太郎 弘前大学大学院地域社会研究科准教授
「じょんのび高柳」の地域づくりの歩みと今後への期待
田邉 靖典 柏崎市総合企画部企画政策課主査
「里山資本主義」を考える
山崎 善也 綾部市長
自立型社会へ向けた西粟倉村の挑戦-再生可能エネルギ-実装の現場から-
井筒 耕平 村楽エナジー椛纒\取締役
サスティナビリティからレジリエンスへ 高知県土佐町石原地区の取り組みから
前田 幸輔 鞄本経済研究所主任研究員
まちを里山へ持続可能なまちづくり
関 宣昭 NPO法人里山を考える会会長
小さな経済へのパラダイム・シフト〜環境共生の村の挑戦〜
矢房 孝広 諸塚村産業課課長、一般財団法人ウッドピア諸塚理事

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