2017年12・1月号
通巻623号

特集予告 産業都市・京都の未来-歴史都市の産業政策-

京都市は、日本文化を代表する都市であり、「歴史都市」、「文化都市」、「観光都市」というイメージがあるが、我が国を代表する産業都市(ものづくり都市)でもある。
明治以前から続く多くの伝統産業に加え、明治以降は近代都市を目指して多くの産業が、そして第二次世界大戦後は、我が国を代表するベンチャー企業も多く誕生した。
現在の京都市には、島津製作所、堀場製作所などの研究開発型企業や、京セラ、日本電産、オムロンなど高収益企業が多く活躍している。こうした先端技術企業が集積する一方で、西陣織、京友禅、仏壇・仏具など国の指定を受ける伝統的工芸品17 品目を数える、我が国で最も伝統産業の盛んな都市でもある。
これまで、断片的に産業都市(ものづくり都市)としての京都について、伝統産業や世界で活躍するいくつかの有力企業について取り上げられたことはあるが、その全体像が明らかにされたことがない。本号では、「産業都市・京都」の過去、現在、そして今後の姿と可能性について明らかにしていきたい。

産業都市としての京都-京都産業の現状と課題-
白須 正 龍谷大学政策学部教授
京都と島津製作所
吉田 佳一 株式会社島津製作所 顧問
京都と京セラ
京セラ株式会社
京様式経営とものづくり哲学
辻 理 サムコ株式会社代表取締役社長
京都における産学連携の可能性
松重 和美 四国大学学長
京都市の新産業政策
石田 洋也 京都市産業観光局新産業振興室長
未来の京都を担う企業の育成
孝本 浩 京都高度技術研究所産学連携本部長
ベンチャー企業の創出、育成の可能性と課題
今庄 啓二 前フューチャーベンチャーキャピタル
産学連携によるベンチャー企業の創出を目指して
江村 寛計 (地独)中小企業基盤整備機構
京都におけるイノベーションハブ
水野 成容 京都リサーチパーク常務取締役
知恵産業振興のまち・京都 京都商工会議所
柴 隆利 中小企業経営支援センター室長
京都の伝統産業の可能性(新展開)
各務 亮 電通 京都支社
京都クロスメディアパーク構想
西村 敏弘 京都府ものづくり振興課長
文化産業の可能性
佐々木 雅幸 同志社大学教授

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