2018年夏号
通巻626号

特集予告 図書館(書店)機能が地域を変える

中心市街地(まちなか)における都市機能の再構築が進んでいる。その際、新たに整備・改修される施設として、図書館・書店機能を含めた複合施設が注目を集めている。従来、公共施設としての性格の強かった図書館ではあるが、近年では生活習慣の多様化から開館時間の延長など、より柔軟な運営が求められるようになっており、そのため行政に代わってNPO や書店等の民間企業が運営主体として参画するケースも増えてきている。
また、その機能面についても、単に書籍の保存・閲覧・貸出にとどまることなく、独自のワークショップ・講座等の運営を通じて、子供の教育や高齢者を含めた生涯学習機能を併せ持つことで、地域の教育・文化の拠点としても期待されつつある。
本稿では、全国各地での事例の研究を通じて、地域の交流拠点、文化の創造発信拠点としての図書館(書店)の可能性について考えてみたい。

『地域開発』編集長・一般財団法人日本経済研究所
大西 達也

第三の場(サードプレイス)としての図書館
久野 和子 神戸女子大学文学部教育学科准教授
八戸ブックセンター(青森県八戸市:書店・まちなか)
音喜多 信嗣 八戸ブックセンター 所長
太田市美術館・図書館(群馬県太田市:駅前)
太田市美術館・図書館館長
絵と言葉のライブラリー ミッカ(東京都葛飾区:駅前)
新谷 敬正 葛飾区政策経営部政策企画課
千代田区立図書館(東京都千代田区:まちなか)
小出 元一 千代田区立千代田図書館館長
舟橋村立図書館(富山県舟橋村:駅直結)
高野 良子 舟橋村立図書館館長
みんなの森・ぎふメディアコスモス(岐阜市:まちなか)
吉成 信夫 岐阜市立中央図書館館長
伊丹市立図書館「ことば蔵」(兵庫県伊丹市:まちなか)
綾野 昌幸 伊丹市立図書館館長、伊丹市参事
オーテピア高知図書館(高知市:まちなか)
小林 純子 株式会社日本経済研究所社会インフラ本部公共マネジメント部研究主幹
BIZCOLI(福岡市:まちなか)
岡野 秀之 公益財団法人九州経済調査協会事業開発部長兼BIZCOLI館長
市民、行政、図書館員の協働による地域を変える図書館づくり
岡本 真 アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役
図書館の新しいカタチ〜地域づくりを実践する図書館〜
太田 剛 図書館と地域をむすぶ協議会 チーフディレクター、株式会社ギア代表
本の学校(NPOが運営し、全国展開)
柴野 京子 NPO法人本の学校理事、上智大学准教授

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