2003年11月号
通巻470号

特集 自然環境共生の大都市像

 ≪自然環境と技術が融和した持続可能な大都市像を探る≫
 日本学術会議都市地域専門委員会では、過去3回の「世紀末の都市計画」シンポジウム、昨年の「大深度地下利用」シンポジウムで、これからの大都市の課題、展望について総括的な議論を行ってきた。その成果をベースにこれからの都市の具体像を描くことを目的として、自然生態系と都市の人工的環境を支える技術とが真に融和した持続可能な大都市の将来像、およびそれを可能とする社会制度について展望した本年度シンポジウムの記録と関連論文を掲載。
特集にあたって
◇シンポジウムから
プログラム
 
大西 隆 東京大学教授
<シンポジウムにあたって>
都市地域計画専門委員会への期待
尾島 俊雄 日本学術会議18・19期 第5部会員
逆都市化時代の都市計画
大西 隆 東京大学先端科学技術研究センター教授
自然環境共生に関する都市像
進士 五十八 東京農業大学長
環境共生都市の水環境
花木 啓祐 東京大学大学院工学系研究科教授
都市インフラに関する都市像
尾島 俊雄 日本学術会議 第5部会員、早稲田大学理工学部建築学科教授
情報通信技術と都市・建築計画
廣瀬 通孝
東京大学先端科学技術研究センター教授
持続可能な都市づくりのための社会制度 
工藤 裕子
早稲田大学教育学部助教授
パネルディスカッション
21世紀の都市づくりコンセプトを求めて
パネリスト:
大西 隆、進士 五十八、花木 啓祐、尾島 俊雄、廣瀬 通孝、工藤 裕子
コーディネーター:
佐土原 聡
◇関連論文
環境共生型都市の課題と展望
 
佐土原 聡 横浜国立大学大学院環境情報研究院教授
◇関連論文
大深度地下インフラは東京を救う
高橋 信之 日本学術会議建築学研究連絡委員会幹事
早稲田大学理工学総合研究センター教授
◎<連載>
日本の都市デザイン誕生譚11
都市デザインにリアリティをもたらすもの
語り手/大村 虔一 宮城大学教授
<地域振興の視点>
工都と商都の緩やかな連携  ★内容のページへ
筧 喜八郎 元編集委員
地域開発文献紹介

 


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