2005年10月号
通巻493号

特集 地域とコミュニティメディア

 近年、自然災害が多発し、まちづくりなどに加えて防災面からも地域密着で地域情報化の一翼を担っている地域メディアの役割が再認識された。また、昨年はコミュニティFMの業界団体である日本コミュニティ放送協会設立10周年、今年はCATVが群馬県伊香保で生まれ50年、日本ケーブルテレビ連盟発足25周年、という節目の年となっている。さらに、阪神・淡路大震災10周年、新潟県中越地震1周年ということで、災害に強いまちづくりという観点も踏まえつつ、各地での地域活動の状況を紹介する。
特集にあたって 
澤田 正彦 エルシーブイ(株)取締役、(株)倉敷ケーブルテレビ取締役
地域におけるコミュニティメディアの役割 
羽鳥 光俊 中央大学理工学部教授
長岡市政とコミュニティ放送
森 民夫 長岡市長
エヌ・シィ・ティは豪雨、震災をどう伝えたか
村山 公男 (株)メディアファイブ代表取締役、前(株)エヌ・シィ・ティ専務取締役
コミュニティFM放送の現状と課題
佐々木 雄三 有限責任中間法人日本コミュニティ放送協会会長、浜松エフエム放送(株)代表取締役
大学との連携によるコミュニティエフエム
川崎 博 (株)アドブレーン社取締役本部長、前(株)エフエム甲府取締役本部長
地域におけるFMとCATVとの連携――倉敷コミュニティメディア
大久保 憲作 (株)エフエムくらしき代表取締役、KCM倉敷コミュニティメディア会長
県内CATVネットワークによる地域コミュニティへの取り組み
成田 尚武 富山県ケーブルテレビ協議会会長、(株)ケーブルテレビ富山代表取締役社長
コミュニティチャンネルの強化――4チャンネル化
小泉 正夫 エルシーブイ(株)取締役放送制作部長
倉敷・諏訪ナンバープレート実現への取り組み
澤田 正彦 エルシーブイ(株)取締役、(株)倉敷ケーブルテレビ取締役
ケーブルテレビの“地域密着”とは――「ケーブルテレビ情報誌」の取材を通して見る
羽田 啓吾 (株)NHKエンタープライズ『ケーブル新時代』編集長
『地域開発』500号記念 懸賞論文募集 ★★募集についての詳細は→こちらでご確認ください。
◎<緊急報告>
危機に瀕する真鶴町『美の条例』  ★内容のページへ
 
瀬田 史彦 大阪市立大学大学院創造都市研究科助教授
◎<地域振興の視点>
女性パワーが支える過疎の集落――山陰の匹見で考える
大西 隆 『地域開発』編集長・東京大学
◎<書評>高田昇著
『まちづくりフロンティア』  ★内容のページへ
大西 隆 『地域開発』編集長
◎<図書・シリーズ紹介>日本建築学会編
『まちづくり教科書@〜G』
志摩 憲寿 東京大学
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地域開発文献紹介

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