2006年 5月号
通巻500号

500号記念特集 地域開発の新時代

 『地域開発』500号を記念し、これからの地域政策、地域振興に刺激を与えるに違いない若手論客が、地域計画・地域開発制度、地域産業振興、地域居住環境、地域文化の継承と発展など多様な視点で、それぞれの地域開発論を展開する。復興、高度成長、成熟社会を経て人口減少社会に向かう日本の各地で、地域のあり方を考える上でのヒントとなる考えが示される 。
■特集にあたって 
大西 隆 『地域開発』編集長・東京大学
■風雪に強いまちづくり――地域の環境と融合する都市デザインの新たなプロセス 
瀬戸口 剛 北海道大学大学院工学研究科助教授
■今、北海道が面白い:有望企業が続々登場
松田 一敬 北海道ベンチャーキャピタル(株)代表取締役社長
■「やさしさ」の再構築へ
山崎 環 NPOキュレーター、NPO法人リブリッジ代表理事
■未来の考え方――“すべては繋がっている”と考えるのです。
橋 正実 デザイナー、MASAMI DESIGN代表
■日本型地域マネジメントの模索
保井 美樹 法政大学現代福祉学部助教授
■財政改革による社会経済システムの転換――長野県の包括的公共事業改革を事例に
森 裕之 立命館大学政策科学部助教授
■むだ草や汝も伸びる日ものびる――道草する贅沢なまちづくりについて
西上 ありさ studio-L
■人口減少が招く暗い未来に対応する――地域を評価するものさしを代えよう
瀬田 史彦 大阪市立大学大学院創造都市研究科助教授
■生命地域としての再生を目指す中山間地域――GISを活用した持続的な地域マネジメント 
藤山 浩 島根県中山間地域研究センター地域研究グループ科長
■熊本県庁“営業部東京支店”での企業誘致
内藤 美恵 熊本県東京事務所企業誘致課主幹
◎『地域開発』500号記念懸賞論文 選考結果発表−審査委員会 結果の詳細は、こちらから→
◎500号記念に臨んで(I)  
小さな地域の「現場」から「時代」を読む
関 満博 地域開発』編集委員・一橋大学

「都市規模の縮小都市」――ライネフェルデの挑戦
矢作 弘 『地域開発』編集委員・大阪市立大学
◎<調査報告>
広域合併後の地域づくりの視点――いわき市の広域合併の事例を中心にして
下平尾 勲 福島学院大学教授
◎<連載>ジョグジャあれこれ[3]
ジョグジャ名物バティック・ベチャ・屋台
志摩 憲寿 東京大学大学院工学系研究科
◎<地域振興の視点>
国立景観裁判、最高裁判決の意味 ★内容のページへ
大西 隆 『地域開発』編集長・東京大学

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