2005年 8月号
通巻491号

特集 変わる銀座・日本橋界隈――超高層ビル化の是非

 超高層ビルラッシュである。古いものを大切にしながら、一方では常に新しいものを取り入れることによって東京の賑わいを代表してきた銀座―日本橋界隈にも、超高層ビル化のうねりが押し寄せ、まちの相貌が変わろうとしている。超高層ビルを一刀両断にする不要論には与しないが、「このまちに超高層ビルは似合うか/必要か」の議論なしに超高層ビルが林立し始める状況には疑念がある。銀座―日本橋に超高層ビルを建てることの意味を、賛否両サイドから論じる特集とする。
超高層ビル建設をめぐって、もっと議論を巻き起こすために 
矢作 弘 大阪市立大学大学院創造都市研究科教授
Great Streetの条件――銀座通りの超高層化構想をめぐって
青木 健 日経アーキテクチュア副編集長
市街地の高度化と既存市街地の改善――都市計画制度を活用した誘導するまちづくり
田村 嘉一 中央区都市整備部都市計画課副参事
銀座らしい大規模再開発の探求
山本 和彦 森ビル(株)取締役副社長
超高層ビルと街づくり――日本橋再開発の考え方
多田 宏行 三井不動産(株)S&E総合研究所所長
銀座は街づくりの基本問題を抱えている
蓑原 敬 都市プランナー
銀座街づくり会議 
「はぐくみ、伝えたい銀座の街並み」
遠藤 彬 銀座街づくり会議評議会議長、全銀座会会長、銀座通連合会理事長、
遠藤波津子グループ代表取締役社長
「地区計画・銀座ルールの思想」
兼松 孝次 銀座通連合会副理事長、(株)銀座かねまつ社長
「銀座超高層ビル開発計画への懸念」
三枝 進 銀座通連合会理事、(株)ギンザのサヱグサ社長
「銀座に革命はいらない」
菊地 泰司 前銀座通連合会副会長、銀座くのや会長
「心ある街づくり」
武田 徹也 前銀実会理事長、三幸地所(株)代表取締役
海外から訪れる人がやすらぎを感じるまちづくりを
ブルース・ベイリー エッセイスト
銀座史と街づくり
岡本 哲志 岡本哲志都市建築研究所代表
◎<調査報告>
「平成の大合併」の実態と評価
森川 洋 広島大学名誉教授
◎<研究報告>
中国におけるメガロポリスの形成と経済成長モデルの転換(中) ――中国経済成長モデル転換への課題
周 牧之 東京経済大学助教授
◎<地域振興の視点>
人口減少時代のLRT・路面電車
大西 隆 『地域開発』編集長・東京大学
◎まちづくり散歩
海士中学校の修学旅行は一橋大学で講義「海士町(あまちょう)へござらっしゃい!」
★内容のページへ
編集部
◎<書評>矢作弘・小泉秀樹編著
『成長主義を超えて――大都市はいま』 ★内容のページへ
片山 健介 東京大学
◎<新刊紹介>
竹井隆人著
集合住宅デモクラシー――新たなコミュニティ・ガバナンスのかたち』 ★内容のページへ

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